キミの幸せを祈るうた

Supermanじゃなくても君を守りたい

また一歩、大人に近づいた君へ

「美 少年」という少し仰々しさも感じられるグループ名に負けないほど美しく凛とした横顔、笑うとふにゃふにゃ柔らかくなる笑顔、垂れ目で優しい雰囲気なのにどこか意志を感じられる黒くて真ん丸な瞳、少しずつ低くなりつつもまだ少年らしさが残る甘い声、艶やかでキレイな、でも忙しくなると少し荒れてしまいがちな年頃の白い肌、所作の一つ一つに丁寧さが伝わる色気を纏ったダンス、ファンの人に色んな自分を見てもらいたいという想いが込められた髪型、初めて存在を意識した頃よりもずっと逞しくなった身体つき、何でも包み込んでしまえそうなほど長い指と大きな手のひら、実年齢よりもずっとずっと大人びている価値観や思考、それとは相反した年相応の子どもらしさ。これら全てが、15歳の金指くんを彩ってきたもの。そして、アイドルの金指一世を象ってきたもの。


そんな金指一世くんが今日、16歳になる。


担当を名乗り始めて、初めてお祝いする金指くんの誕生日。金指くん、16歳のお誕生日おめでとうございます。16歳になった金指くんに想いを馳せながら、言うべき言葉ではないのかもしれないけど、15歳の金指くんはわたしにとって特別でした。もちろん、何歳の金指くんだって大好きで大切だけど、それにしたって15歳は特別。何故なら、テレビや雑誌などの媒体を通してではなく、この目で初めて見た金指くんが15歳だったから。そして、この人を担当として名乗りたい!と思ったのも15歳だったから。単純な理由だと笑われてしまうかもしれないけれど、好きになったときの記憶や思い出ってすごく特別で、これからずっと長く金指くんのファンを続けたとしても、あの夏、EXシアターで見た15歳の金指くんはわたしにとって一生特別で、宝物なんだと思う。

そんな15歳が終わってしまうのがちょっと寂しい気持ちもあるけれど、でも、16歳の金指くんはこっちの想像以上のスピードで、今以上にかっこよくなってアイドルとして成長して、もっともっと好きにさせてくれるんだろうなって思ってるよ。15歳が終わってしまったことを寂しい、なんて思う隙も与えないくらい、「すき」という気持ちでいっぱいにさせてくれるって確信してる。そんな風に思わせてくれる人が担当なんて本当に幸せなことだよね、ありがとう。

16歳という年齢は金指くんにとって、子どもなのかな。大人に近づいた感じがするのかな。ここ最近は、15歳にしては大人っぽい外見、雑誌のテキストを読むと高校生とは思えないほどしっかりしていて、最近はメンバーにも大人っぽくなった!しっかりしてきた!と言われている。でもきっとどこかでまだ大人になりきれていない自分が「大人」と言われることに違和感があるようなところとか、まだ子どもでいたい金指くんが見え隠れしているような気がしている(勝手にだけど)。わたしはまだもうちょっと子どもでいて欲しいって思ってるし、大人になることを急がなくていいんだよ、って思ってる。子どもでいることよりも、大人っぽく振舞うことが求められる世界に身を置いている本人にとってその言葉は意味がないかもしれないけど、子どもでもいられない、でも大人と呼ぶにはまだ背伸びが必要な今だからこそ、わたしは子どものように甘やかしたいし、16歳の金指くんのこともめちゃくちゃにかわいがりたい。強くならなくていいし、大人になんてならなくていいから、金指くんは金指くんでいてほしいなあ、なんて思う今日この頃です。

金指くんに対して「かっこいい」「かわいい」ってすぐ言っちゃう語彙力のないわたしだけど、金指くんへの「すき」を別の言葉で置き換えるのならきっと「尊敬」なのだろうなと最近思う。10歳以上も年下の高校生相手に向ける言葉には相応しくないかもしれないけれど、本当にそう思っているんだよ。努力家なところ(しかも誰かに言ったりせず、人知れず努力できる)、自分の目標を決めてそこに向かってこつこつ頑張れるところ、嫌いなものや苦手なことを避けずにまずはチャレンジするところ、しかもそんな機会を与えてくれて有難いと感謝できるところ、身近な人の良いところを見つけられる視野の広さ、身近な人の優れている面を「すごい」と認められるところ(それをコンプレックスに感じたり卑屈になったりしない)、家族を大切にしているところ、自分の苦手なことや足りない部分をしっかり受け止めて改善しようと行動できるところ、お父さんから教わった「謙虚」「素直」「感謝」を大事にしているところ……挙げるときりがないけれど、金指くんの人間性や価値観をメディア媒体を通して知る度に「うわあ、この人のことが好きだなあ」って胸がきゅっとなる。こんな風に物事を捉えられるのは、きっと金指くん自身の自己肯定感の土台がしっかりしていることが大きいんだろうな。それにはきっと金指くんが持つもともとの心の清らかさや真面目さ、素直さが大きいと思うけど、同時に大切に育ててくれた家族や多感な時期を側で優しく見守ってくれたメンバーのおかげでもあるんだなと過去の雑誌を読んでいて思う。そして、それを当たり前だと思わず感謝しているところが、わたしが金指くんに惹かれる理由なんだと思います。

以前、フォロワーさんに教えてもらった雑誌の記事ですごく心に残っているものがあって。2018年11月号のPOTATOで、Jr.になったばかりの頃を振り返った金指くんは、立ち位置やダンスについて困っていても、誰に何を聞いていいのかも分からずワ~ッ!ってなってしまったり、メンバーに注意されても絶対認めず、ひとりで頑張ってしまっていた時期があったけど、「でも今は分からないことがあれば何でも聞けるようになったし、メンバーに注意されたらちゃんと認めるようになった。あの頃とはメンバーとの距離も違うし、ひとりじゃ何もできないって気付けたから今の自分が好きだよ。これからも6人で支え合っていきたいなと思ってる」って言ってて、金指くんの側に美 少年のメンバーがいてくれて良かったと心から思ったし、反抗期の金指くんをずっと見守ってくれたことで今の金指くんがあるんだなってすごくすごく愛おしく思った。金指くんにとって大切な人たちが、これからもずっと側にいてくれますように。

ふつうの15歳の男の子が経験できないような煌びやかな経験を今日までたくさんしてきて、上に書いたように上手く行かない苦しさや大変さもすごく感じてきた中で、それでも諦めないでこんなに真っ直ぐにアイドルとして生きていきたいと示してくれることが本当に奇跡だなあって思う。舞台に立ち続けることが自分たちにとって青春だと言っていたけど、今しかない大事な時間を犠牲にしているのは間違いないのに、それでもアイドルでいることを選んでくれてありがとう。でもそのおかげで、あの夏、わたしは15歳の金指くんに巡り合えたし、金指担という新しい自分に出会えたよ。16歳の金指くんはわたしにどんな景色を見せてくれるんだろう。不安もあるけどわくわくしてるよ。

16歳を迎えた金指くん、今どんな気持ちでいますか。嬉しいですか、幸せですか、たくさん笑っていますか。365日の大半がちょっとした失敗や気のゆるみも許されない完璧を求められる大変な日々だと思うけど、どうかその中でも金指くんが少しでも幸せを感じられて、笑顔でいられる時間が多くあることを心から祈っています。わたしは何もできないけれど、これからも絶えずありったけの愛を金指くんに向けて謳い続けたいと思います。15歳の金指くん、ありがとう。そして16歳おめでとう。今日も金指くんが大好きです。