キミの幸せを祈るうた

Supermanじゃなくても君を守りたい

ジャニーズWESTの1stツアー「パリピポ」まとめ

5/4~5/6のパリピポコンの横アリ公演を見て感じたことをぽつぽつと。

OVERTURE(映像)
一人ずつメンバーカラーのInvitationカードを持って登場。重岡:ドアから出てくる、桐山:車から降りる、中間:右手に缶を持つ、濵田:ロッカーを閉める、神山:ドアから出ていく、流星:階段から降りてくる、小瀧:ビリヤードをする。文字にすると何てことのない行動だけど、映像を見るとそれぞれが決まってて非常にかっこいい仕上がり。最後は画面が7分割になり、各メンバーがヘッドフォンを装着してコンサートがスタート。導入の映像の出来次第でコンサートへの高まりが大きく影響するものだし、導入の映像って個人的にはとても重要だと思っているわけだけど、パリピポコンの導入映像は文句なし。満点。胸のドキドキが最高潮!

青春ウォーーー!!
正直なところ、1曲目はパリピポアンセムで決まりデショ!と思っていたので、青春ウォー!が流れたときはズコーーーーという感じだった。そこで外してくる!?とさえ思ったけど「ワクワクすることめっちゃ好きやねん」を「ワクワクすること、みんなも好きでしょーーー!?」に変えてくる濵田くんの煽りに心を掴まれて、この曲から始まるパリピポコンが大好きになりました。楽しいことはやめられへんねん!イマは今しかない!という歌詞も今のジャニーズWESTにぴったり!

ズンドコパラダイス
ジパングおおきに大作戦

早くもここで大幅にシングル曲消化か…!と思ったけど、序盤で誰もが知っているであろう曲を持ってきてファンの気持ちを盛り上げる作戦は大成功。ズンドコもジパングも振り付きだし、メンバーと一緒に踊ってるだけで「ジャニーズのコンサートに来てる…!生きてる…!」と実感。

パリピポアンセム
気持ちを盛り上げてからのこの曲!待ってました~~~!外周を使ってファンを煽るジャニーズWESTを見てるだけで「史上最幸!」なテンションになっちゃうから不思議。「ファンが煽りに乗っかって楽しんでいる」から「メンバーが楽しい!の感情剥き出しで笑顔が増える」のか、「メンバーが楽しい!の感情剥き出しで笑顔が増える」から「ファンが煽りに乗っかって楽しめる」のか正直分からないけど、とにかくファンの笑顔とメンバーの熱量が比例していて、一体感の素晴らしさを肌で感じた1曲。

Jr.紹介(関西ジュニア)
 歓声の大きさに胸が熱くなった。彼らがもっともっと活躍できますように。

夢を抱きしめて
黒を基調とした衣装を身に纏い登場。夢抱きを魅せて一瞬にして客を黙らせるジャニーズWESTを見て、さっきまでファンと一体化して会場を盛り上げていた陽気な兄ちゃんたちドコ!?ってなった。これまでの流れからのギャップに悔しささえ覚える。

SCARS
個人的に終盤に持ってくることを予想していたので、割と早い段階で出してきたな~~~というのが最初の感想。この曲を初めて聴いたときから、踊りで魅せる曲であって欲しいと思っていたので願いが叶いました。照史のフェイクから始まって、キラキラ吹雪の演出に一気に言葉を失った。本当に心打たれたとき、人は言葉が出ないということを学びました。もともと好きだった曲だけど、切なげな表情や振り付け、演出込みで更に好きになった。最後の「疼く傷跡」と歌い上げるのぞむくんの切なさと苦しさがわたしの胸にも伝染してしまうあの表現力に脱帽。

Can't stop
キャンストの炎演出が最高にかっこいい。一つだけ惜しいと思ったのが、SCARSが終わってすぐにキャンストのイントロが流れてしまうこと。SCARSでしっとり雰囲気を作りあげているからもうちょっと余韻を残してもらいたかった。

映像
メンバーとパリピポくんで会話する映像。次のMamboやアカンLOVEの盛り上がる流れへと繋げるためのもの。映像が流れている間にメンバーは急いで衣装替えしているようです。映像も何パターンか準備されていて、複数公演入るヲタクも飽きない優しい!

Mambo de WEST
個性的な衣装で、それぞれ小道具(毎公演変わる)を持って登場。ちなみに初回は見事に出とちったのぞむさん。小道具が毎回変わるから飽きないしメンバーも同じリアクションじゃないから毎度毎度楽しみだった!ボケにくい小道具もちらほら。個人的に笑ったのが、傘を持った神ちゃんが「誰かの真似じゃ意味がない」→「傘をさしても意味がない」に変えて歌っててメンバーもファンも笑い崩れていました。ちなみに関ジャニ∞の村上くん・丸山くん、安田くんが見学に来ていたときはでっかいラジカセが小道具で用意されていて「キング~~~~!」って言ってたので臨機応変すぎて笑った。曲としては7人で肩を組んで踊ったり超超超かわいい。個人的に毎回萌えポイントだったのが「おすましナデシコ」の振りです!(表現できなくてすみません)

粉もん
イントロ聞くだけで無駄にテンション上がるのって何故なんだろう。楽しいが染みついているのかもしれない!メンバーの名前を大きな声で呼べるのも、振り付けを踊るのも楽しい以外の感情が生まれるわけがない。

アカンLOVE~純情愛やで~
どうして一昔前に流行ったパラパラをやろうと思ったのか知らないけどGJ。ハートのサングラスという小道具も含めて。コンサートで初披露だったからファンとしては振り付け覚えるのが大変だったけど、このコーナーが個人的に一番楽しかったし、テンションが上がった。アルバム曲の中で順位をつけるならアカンLOVEは下位だったけど、コンサートに行ってからはイントロ聞くだけでテンション爆アゲ。大サビ前の淳太くんの「あかーーーーーん!」がないと物足りないし、横アリでパリピポコンが終了してしまったわたしは今すぐにでもメンバーとピロピロしたくて発作が起きそうです。

浪速一等賞

MC
パリピポくんいわく1周年迎えたし、メンバーに面と向かって言えないことあるだろうからアンケート取ったよ!で、それをここで発表するぜ!的なコーナー。メンバー愛を確かめる的なお涙ちょうだいコーナーかと思えば、どちらかというと落とし込み的なのが多くて正直笑った。でもジャニーズWESTらして良い!です!

1年のお仕事振り返りダイジェストメドレー(映像あり)
ええじゃないか(デビュー会見)/Rainbow Dream(なにわ侍)/Long Story(なにわともあれ)/SUPER STAR(アゲイン)/Summer Dreamer(台風n)/言ったじゃないか(ごめんね青春)/Ultra Music Power(リトラ)/Criminal(あけおめコン)/A・RA・SHI(VS嵐)/シルエット(団五郎):この1年、本当に色んなお仕事をさせてもらっていてだいぶ目まぐるしかったせいか、これ1年前なの!?みたいな気持ちで映像見ていました。個人的な話では、本格的にジャニーズという沼に引きずり込まれたきっかけが嵐で、嵐のデビューもしっかり見届けた立場の人間なので、現在の担当がA・RA・SHIを歌っていることが胸アツでした。

関西Jr.メドレー

キミコイ
街灯がセットで作られて、淳太くんが誰かを待っているシーンから始まる。しげこたも誰かと待ち合わせしている風。それにしても、時計チェックしたりキョロキョロしている淳太くんの仕草が完全に彼氏を待っている女子で…これは女子として負けている…!とわなわな。ちなみに、この曲はお花を小道具として使うんだけど、振り付けが歌詞とリンクしていて「見とれちゃったんだ」ではお花に見惚れるメンバーが見られます。お花を見つめるのぞむくんのうっとりとした表情にため息しか出なかった。アルバムを聴いたときのイメージは割とカッコイイ系かと思ったんだけど、これを可愛い方向に持っていくのね…!という意外性。冒頭でツインタワーがピックアップされるところがあるんだけど、あまりの眩しさにファンも割れんばかりの悲鳴。でもそのツインを割って笑顔で入ってくる淳太くんの愛らしさにちょっと吹き出しちゃう、みたいなキメつつもキュートな部分が見え隠れする演出が最高に良かった。

Toxic Love
イントロの照史のフェイク部分の振りでお口を押える仕草が最高。ミッフィーちゃんみたい!って思えば可愛くも見えるし、何だか色気もあるようにも見える。細かいところで言えば「頬のラインを指でなぞって」で実際に手を添えて輪郭のラインをなぞるんだけどその仕草にゾクゾク。間奏では低姿勢になってリズム取ったり、腰を振ったりエロティカルな部分もあるけど曲のせいか全然下品じゃない。

SAKURA~旅立ちのうた~
外周にメンバーが散らばり、リフターを使いながらしっとり歌い上げる曲。偶然か故意か分からないけど、ペンラがピンクだから会場一面が桜色で包まれて、その中で歌うジャニーズWESTにうるっときてしまった。桜色に包まれたのぞむくんは一体何を思いながらこの歌をうたっていたのだろう。いつか彼が大好きだと言ったペンライトの光がこんなにも大きな会場で揺れていて、そして彼が客席に手を振ればそれと同じリズムで揺れるペンライトの光を見て、本当に夢が叶ったんだなあと想いを噛みしめていた。

映像
メンバーがパリピポくんに扮し煽るんだけど、あんな被り物でしかもイカつい顔して煽ってる姿がシュールだなと何度も笑ってしまった。ご当地の煽りってだけでどの公演もテンション上がるよな~~~!●●(名前)ピポっていう響きも最高にかわいい。

PARTY MANIACS
パリマニにチケ代ほぼ払っていると言っても過言ではない。言われなくても、本人たちがこの曲にダントツで気合を入れていることが伝わってきたし、ここが見せ場だという空気が感じられた。スモークやレーザーの演出も全部物にしていてるジャニーズWESTかっこいい!ここがあそこが、って素晴らしいところを書き綴りたいんだけど、具体的な話じゃなくってとにかくもう全てにおいて最高としか言いようがない。Twitterでも書いたけど、流星くんの見せ場「what?」でもしかしたらコンサート中一番の声の大きさなんじゃ…!?と思うレベルで歓声が上がるんだけど、毎回ここではのぞむくんがどんなことを思っているのか気になっていた。表情を見ていると悔しいと思っているように見えてきてしまうし、というか悔しいと思っていて欲しい。自分も何処でファンを沸かそうって考えていて欲しい。個人的にパリマニはのぞむくんがどうのこうのではなく、7人のパフォーマンスを楽しんでいる自分がいた。先月のWUの記事で「自分のやりたいことよりもグループでやるときの見栄えを最優先に考えられるようになった」とのぞむくんが語っていて、それを意識せずとものぞむくんの想いが伝わっていて、自分の物の見方や見え方に影響していることに後に気づいてとても面白かった。自分の好きな人や好きなグループを心からかっこいいと思えて、誇りに思えることが最高に幸せだと思う。ジャニーズWEST、マジでかっこいいんすよ…!って自慢して回りたい。

for now and forever
パリマニでガツンと印象与えた後に持ってくる曲って難易度が高いのではと心配していたけど、そこでこの曲を持ってきた淳太くんは天才だなと思う。個人的にこの曲が好きで思い入れがあるからそう感じるだけかもしれないけど。

バンバンッ!
もうジュニア時代からこのイントロが流れると、ラストに向けて走り始めてる…!と体が解釈することが染み付いている。そして何度この曲を聞いても、好きな人に向かってバンバン!するのは楽しくないわけがないし、終わることが分かっていて「あーーーコンサート終わらないで欲しい!この時が止まればいいのに!」というポエマープレイも含めて楽しい。

Time goes by
ラストはこの曲だろうと予想していたのが見事に当たって無駄にガッツポーズ。最後の最後に「差し伸べた 手を握らせてよ」と歌うのはずるい。ずるすぎる。

ED映像
Oの流れで、メンバーが出口に向かって歩いて行って扉が閉まって終了。のぞむくんが背を向けたまま手を振る仕草がかっこよすぎるのでOPと合わせてあの映像ください。

ECP&P/パリピポアンセム EC2:ええじゃないか(横アリオーラスのみ)
P&Pでスタトロ登場。P&P終わる頃にスタトロメンバーも下に降りてきて全員そろってパリピポアンセム!タオルで煽るんだけど、客席の大半がタオル振り回してて感動したし、メンバーもすごく嬉しそうでこっちまで幸せな気持ちになった。わたしもタオル振り回したんだけど、隣に人がいるからあの長さは回しづらくてちょっと歯がゆかった(笑)ツアーTシャツもメンバーによってはリメイクされてて可愛かった。淳太くんなんかは肩のところをザックリ切ってピンクのタンクに合わせてたんだけど完全に女子(本日2度目)。神ちゃんはサイドを切って中のインナー見せててオシャレだった!のぞむくんはキャップ被ってて可愛かったです。

総括:
今回のコンサートはコンセプトが明確だったし、統一感があって構成考えた人(※淳太くん)の性格がすごく出ているなと思った(笑)きめ細かいし、几帳面だよね。あと場面場面によって盛り上げる・魅せるといったテーマがファンからしても分かりやすかったから、余計なことは考えずに思いのまま楽しめたのかなと思う。あと、個人的な想いとしては、これまで現場に入るときは担当中心の世界を見ていたのだけれど、今回はそれに違和感があって。改めて分かったのは、パリピポコンではのぞむくん個人を見るのではなくて、ジャニーズWESTとしての小瀧望を見ている自分がいました。今までは双眼鏡を片時も外せない!レベルで担当ばかりを見ている人だったんだけど、今回のツアーはジャニーズWESTとして、6人に囲まれてステージに立っているのぞむくんを見つめたいと思った。それはやっぱりのぞむくん自身がジャニーズWESTを意識していることもあるし、わたし自身がジャニーズWESTをどんどん好きになっている証拠でもあるんだと思います。コンサートを見ていても、ジャニーズWESTの完成度の高さに驚かされることばかりで、自分はすごい人たちをスキになってしまったんだなと改めて実感させられた次第です。1stツアーでこれほどまでに完成度が高いということは、つまり今後はそれ以上を要求されるということでもあるわけで。それが苦しさに繋がる可能性もあるかもしれないと心配しつつも、きっと彼らなら大丈夫と厚い信頼の方が勝っている状態です。とりあえず、自分の中のパリピポコンは横アリで終了してしまったので、他の会場で彼らが更にどんな風に化けるかこの目で確かめられないのが残念だけど、本人たちにはこんなにも素晴らしいコンサートを作り上げていることに胸を張って各地を回ってほしい。ツアーの成功を祈っています。